夏と言えば、お祭り・花火・プールに海水浴!
たくさんのイベントが目白押しですよね!
その中でも関東の海水浴っていつまで出来るの?いつから入れるの?など海水浴にまつわる情報をまとめました!
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海水浴・関東地方はいつまで入れるの?

関東地方の海水浴期間は7月中旬から下旬に海開き〜8月下旬までとしている海水浴場が多いですね。でも9月も暑い日は続きますよね…。海水浴期間が終わる9月になったら海には入れないの?と思いますよね。
答えは【入れないこともない】です。
海水浴場として営業が終わっていた場合でも、遊泳可能な場所であれば海水浴は可能です。
ただし、海水浴場として整備されていませんし、ライフセイバーや監視員もいませんので十分に気をつけて入る事をオススメします。
場所によってはシャワーが無かったり、あっても水を止めてしまっている場合もありますので、しっかりチェックしてから入りましょう。
9月に海水浴場が空いてない理由はクラゲ!?
8月後半〜9月にかけては海水浴をしている人は減っていきますし、海水浴場も海の家やお店の営業を終えているところが大半。まだ暑いし海には入れるのになんで?と思いますよね。
理由は2つあります。まず1つとしては海にクラゲが増えるから。
クラゲなんて気にしない!可愛いじゃん!なんて方もいるかもしれませんが…結構危険な生き物なんです。
海水浴場でよく見かけるのが【ミズクラゲ】

15〜30センチほどの大きさで、中央に四つ葉のクローバー模様がみられます。
刺されても被害はありません。
刺されると激痛【アンドンクラゲ】

傘は3センチ程ですが触手は20センチ程もあります。
猛毒ではありませんが、刺されると激痛が走り、ミミズ腫れになります。
傘が小さいため、気付きにくい上に刺されると痛い厄介者。気をつけましょう。
死骸に触っても痛みを感じる【アカクラゲ】

名前にもあるように赤色っぽい傘が30センチ程のクラゲ。
触手は数十本もあり2mの長さ!無数の毒針を持っており、刺されると痛みとミミズ腫れや水膨れになります。
また厄介なのが打ち上げられたアカクラゲ。死骸にも毒性が残っているので触ららないようにしましょう。乾燥した毒針が空気中に舞うことがあり、これらを吸い込むとくしゃみが止まらなくなる事から別名「くしゃみクラゲ」と呼ばれています。
見た目は綺麗でも猛毒【カツオノエボシ】

綺麗なガラスのような青みがかったクラゲ。思わず触れたくなりますが、毒を持っていますので触ってはいけません。
10センチ程の浮き袋にコイル状の触手。長く伸ばすと30センチにもなります。
触手を刺激すると刺され激痛が走ります。これは浜に打ち上げられている死骸も同じ。アナフィラキシーショックを起こすこともあるので絶対に触ってはいけません。
もう1つの理由は?
波が高くなるから。
お盆を過ぎたあたりから、この時期に海にはいるとあの世から足を引っ張られるから海にはいっちゃいけないよ。と言われてことがある方もいるのではないでしょうか?
私も記憶にあり、お盆近くの海水浴は怖い印象を持っています。
実は台風の影響により突然高い波が起きることがあり危険だと言う意味からこのような言い伝えが出来たのかもしれません。
一見穏やかな海でも大きな波が来たらとても危険ですので気をつけて下さいね。
海開きって何?

海と言えば「海開き」聞いた事ありますよね?
でも海開きって何?と聞かれるとよく分からない…気にしたこともなかった…なんて方が大半かと思います。
- 海水浴場をその年初めて開くこと
- シーズン中の安全と繁盛を祈願して行われるイベント
- 安全に海で泳ぐための運営期間を示す
となっています。
海開きをするにあたって、安全に楽しむために海水浴場では
- 海の家・更衣室など施設の設置
- シャワー・トイレの開設
- オイルフェンスの設置
- 遊泳エリアの設置・ブイ・安全ネットの設置
- ライフセーバー・監視員の手配
- 水質調査・清掃
- 駐車場の開設
- 看板の設置
等が必要となります。
これらを整えてから、水質調査を行います。(海水浴場には水質判定基準が定められている為)
この判定結果で海水浴ができるとOK判定が出た上で、その後1週間の海水温度が20度前後になると海開きが出来る!
となります。
水質検査で海水浴ができないとNG判定が出てしまうと海開きが延期になってしまうそう。
安全に海を楽しむためには海開きが行われている海水浴場で海水浴を楽しむのが良さそうですね。
ちなみに海開きを追える言葉は「海じまい」と言うそうです。あまり聞いたことはありませんね。
各地域の海開きの時期

- 沖縄……3月上旬〜4月下旬
- 北海道・東北……7月上旬〜7月下旬
- その他の地域……6月下旬〜7月上旬
全国的に6月下旬〜7月上旬にかけてが多いようですね。6月はまだ梅雨の時期ですので、雨の日の海開きなんてことも。
関東でいち早く海開きを体験したい!と言う方は是非【小笠原諸島】へ。遊泳期間は5月〜11月なのですが、なんと海開きが1月1日元旦なんです。もちろん沖縄より早い海開き。びっくりです。
ただ、この場合の海開きは行事だけですので1月1日から海水浴を楽しめるわけではないてのでご注意下さい。
海水浴の遊泳期間って何?

遊泳期間とは【海で泳いでもよ良い期間】です。
基本的にはライフセイバーや監視員はおらず、水質判定などもされていません。つまり泳いでも良いけど全て自己責任が前提になります。
関東9月でも入れる海水浴場はどこ?
多くの海水浴場が8月下旬までなのですが、9月まで入れる関東と関東近郊の海水浴場はあるのか?調べてみました!
逗子海水浴場
- 逗子市新宿1丁目2210ー6
- トイレ・無料シャワーあり
- 海の家・約40軒
年によって9月上旬まで開設しているようです。詳しくはホームページで確認して下さい。
三浦海岸海水浴場
- 三浦市南下浦町上宮田
- 公衆トイレあり
- 海の家・約6軒
2019年は9月下旬まで開設していました。
9月まで海開きをしている海水浴場は少ないですね…。
海じまいをしていても、海水浴は楽しめますが、自己責任になりますのでくれぐれも気をつけて下さいね。
海水浴・関東はいつまで入れるまとめ

- 9月でも海水浴は楽しめる
- クラゲや高波波に注意する
- 海開き前、海じまい後は安全確保がされていないので自己責任で
- いち早く海開きを体験したいのなら小笠原諸島
楽しいレジャーの季節。安全には十分に注意して、楽しんで下さいね!