秋になると公園で落ちているどんぐり。子ども達は好きですよね。
ポッケいっぱいにどんぐりを詰め込んで帰ってくるなんてことも。
そのまま家に置いておいて良いの?虫が出てこない?どうしたら良いの?
どんぐり処理の仕方や保管方法をご紹介します。
Contents
拾ってきたどんぐり処理の仕方

拾ってきたどんぐりを処理する前にまずは選別をしましょう!
選別が終わったら処理をします。順番にやっていきましょう。
どんぐりの選別
まず拾ってきたどんぐりについている泥や葉っぱなどを取り除きながら、こんなどんぐりは除いていきます。
- 穴が開いている
- ヒビが入っている
- 芽が出ている
- 全体的に汚い
この選別で虫のいるどんぐりも取り除けます。
選別が終わったら水で軽く洗います。
その時に水に浮いてきたどんぐりも除きます。
水に浮くどんぐりは中身が虫に喰われているの証拠なので処分しましょう。
どんぐり処理の仕方、煮沸消毒

定番の方法です。煮沸することで、殺菌もできますしどんぐりの中にいる虫や卵も死滅させることができます。
- 鍋にどんぐりの3倍ほどの水を入れて火にかける
- 沸騰したところに選別したどんぐりを入れる
- ざるにあげて水気を切る
-
新聞紙やキッチンペーパーに並べて風通しの良い場所で2ー3日しっかりと乾燥させる
水を切った後、どんぐりの表面は乾いている様に見えるのですが、中までしっかり乾燥さましょう。
どんぐり処理の仕方、煮沸消毒の注意点
気をつけるのが煮沸時間です。時間が短すぎると中の虫や卵が残ってしまいますし、時間が長すぎると中の実が膨張して破裂していまいます。
小さいどんぐりなら3−4分。大きめのどんぐりなら5分〜最大でも10分程度を目安にしましょう。
どんぐり処理の仕方、冷凍で

調理に使うお鍋にどんぐりを入れるのに抵抗がある!なんて方は、冷凍しちゃいましょう!低温殺菌で虫や卵を死滅させます。
- 選別したどんぐりを乾かす
- フリーザーバックなどに入れて冷凍庫に入れる
- 1週間ほど冷凍庫に入れておく
どんぐり処理の仕方、冷凍の注意点
1週間冷凍した後、こちらも2−3日しっかりと乾燥させましょう!
煮沸消毒に比べて時間がかかりますので、すぐに使いたい時には向いてません。
どんぐり処理の仕方、塩水で

煮沸する時間がすぐに取れないけど、冷凍処理で1週間も待てない!出来るだけ早く使いたい!場合はこんな方法もあります。
- 選別したどんぐりを塩水につける
- 一晩つけおきする
- ざるなどにあげ水気をしっかり切って乾燥させる
どんぐり処理の仕方、塩水の注意点
こちらも2−3日しっかりと乾燥させましょう!
煮沸消毒に比べて時間がかかりますが、時間が取れないけど出来るだけ早く処理をしたい、なんて時にオススメです。
どんぐり処理の仕方、電子レンジで

加熱することで、どんぐりの中の虫や卵を死滅させます。
- 選別したどんぐりを耐熱皿の上にキッチンペーパーなどを敷いてのせる
- 500〜600wで10〜20秒加熱する
虫が浮き出てくることもありませんし、一番簡単で時間もかからない方法ですが、加熱しすぎるとどんぐりが破裂しますので気をつけましょう。
加熱時間はどんぐりの大きさや個数によって異なります。
どんぐり処理の仕方、電子レンジの注意点
加熱しすぎるとどんぐり膨張してしまい、破裂する可能性が高く危ない為、あまりオススメできる方法ではありません。
万が一破裂してしまうと、電子レンジの掃除が大変です…。
どんぐりの処理後の保存方法

虫の処理が終わって、しっかりと乾燥させてどんぐりはフリーザーバッグ等に入れて湿度の低い場所で保存しましょう。
できれば乾燥剤を一緒に入れておくと良いですね。
どんぐりを綺麗に保存したい
長く綺麗に保存しておきたい場合は一手間ですが、木工用のニスを塗ってから保管しておきましょう。
見た目も綺麗ですし、どんぐりの色落ちもしにくくなります。
どんぐり処理の仕方まとめ
どんぐりの処理は煮沸消毒がオススメです。
電子レンジも便利で簡単ですが、破裂の恐れがあるので十分に気をつけて下さい。
水分が残っているとカビが生える原因になりますので、しっかり乾燥させてから使用しましょう!
